ブーケトスとブーケプルズの違いについて&プリザーブドフラワーでおすすめなのはどちら?
結婚式での定番の演出の一つに、ブーケトスやブーケプルズがあります。これは花嫁から幸せのおすそ分けとして、主に未婚の女性にブーケをプレゼントするという演出になります。結婚式の演出としてはブーケトスが主流でしたが、ブーケトスに代わるブーケプルズというスタイルも近年では人気があります。この記事では、それぞれの違いと、プリザーブドフラワーでおすすめなのはブーケトスかブーケプルズのどちらなのかについて解説していきます。
ブーケトスとは
ブーケトスは、未婚の女性に集まってもらい、その女性たちに向けて花嫁が後ろ向きでブーケを投げる(=toss)という演出になります。ブーケを見事受け取った女性は次の花嫁になれるという由来があり、花嫁からの幸せのおすそ分けとして結婚式では定番の演出になります。
ブーケトスの演出は、本来は式のクライマックスに花嫁が持っているブーケをそのまま投げるという形でしたが、近年の結婚式のスタイルでは花嫁のブーケをブーケトスに使うと披露宴で持つブーケがなくなってしまうということから、花嫁のブーケとは別にトス用のブーケを用意することがほとんどです。ブーケのデザインは特に決まりはありませんが、やはり花嫁からの幸せのおすそ分けということで、花嫁のブーケとお揃いのデザインで少し小ぶりにして作る場合が多いようです。
ブーケトスで気を付けること
投げるという性質上、ゲストがブーケをキャッチするときにけがをしないよう、ブーケがあまり重くなりすぎないようにしたり、繊細なお花だとキャッチするときに潰れたり取れたりといった可能性もあるので、その辺りも少し考慮してトス用ブーケを制作してもらうと安心です。
また、未婚の女性が参加する形が本来の正式なスタイルですが、新婦友人が30代を超える場合はブーケトスの演出は抵抗があるという場合もあります。その場合は未婚既婚を問わず女性だけ参加OKという形にしたり、男女問わず誰でも参加OKという形や、子どもたちにも参加してもらう形など、ゲストの顔ぶれを考慮して参加条件を変えて行うのもおすすめです。
「未婚の女性」というアナウンスだけだと参加することに躊躇してしまうゲストも多く、せっかくの演出が盛り上がりに欠けてしまう場合もありますので、参加する人をあらかじめ決めておいて名前をアナウンスするという方法もあります。
ブーケプルズとは
ブーケプルズは、ブーケトスに代わり人気のある演出です。ブーケトス用のブーケにリボンを人数分結び、そのリボンを一人一本ずつゲストの女性に持ってもらい、合図と共にリボンをひっぱって(=pull)もらいます。リボンの中で一本だけがブーケとつながっており、それを引き当てた女性が花嫁から幸せのおすそ分けとしてブーケを手にできるという演出になります。
ブーケトスと違い、参加するゲストをあらかじめ決めておき、人数分リボンを用意しておきます。ブーケトスのようにお花を投げるということをしないので、お花が壊れたり潰れたりといった心配がないのがメリットです。
ブーケプルズで気を付けること
リボンの本数が決まっているので、当日参加の予定がなかった人が急遽参加することができません。あらかじめしっかりと参加する人を決めておき、名前をアナウンスしてもらう必要があります。はずれた人がそのまま手ぶらで戻るのはさみしいという点から、はずれた人用にもちょっとしたプチギフトを用意しておく花嫁も多いようです。
プリザーブドフラワーでおすすめなのは
プリザーブドフラワーはやはり繊細なので、ブーケトスよりもブーケプルズの方がおすすめです。ブーケトスを希望する場合は、アーティフィシャルフラワー(造花)で作るのがおすすめ。造花ならどんなに乱暴に扱っても壊れる心配がないので、ブーケトスに適していると言えるでしょう。
生花と違って、プリザーブドフラワーや造花はいつまでも形に残るものになりますので、あまりブーケは大きく作らず、小ぶりな形で用意した方が飾る場所を取らずもらった人からも喜ばれます。
幸せのおすそ分けのブーケトスとブーケプルズの演出、ぜひゲストにも喜んでもらえるよう、それぞれの違いを知って自身の結婚式により適しているスタイルで行えると良いですね✨
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