ウェディングブーケに人気のお花の種類は?お花別のイメージも解説します
ウェディングブーケに人気のお花にはどんな種類があるのでしょうか?花選びはブーケのイメージを左右する一要素です。そうはいっても、どんなお花の種類があるのか良くわからない、という花嫁さまも多いのではないでしょうか。そこで今回は、バラやガーベラ、ジャスミンなどウェディングブーケに人気のお花の種類のご紹介と、それぞれのお花を使ったブーケのイメージについて徹底解説いたします。ぜひブーケ選びの参考にしてみてください♡
目次
- ブーケに一番人気!バラを使ったブーケのイメージ
- お花の定番!ガーベラを使ったブーケのイメージ
- 星型の可愛らしいお花ジャスミンを使ったブーケのイメージ
- お花の王様!カサブランカを使ったブーケのイメージ
- 人気急上昇中!かすみ草を使ったブーケのイメージ
- 南国のお花プルメリアを使ったブーケのイメージ
- 大輪のお花芍薬を使ったブーケのイメージ
- 6月の花嫁にも人気♡アジサイを使ったブーケのイメージ
- 小さな可愛らしいお花♡ブルースターやホワイトスターを使ったブーケのイメージ
バラを使ったブーケのイメージ
世界三大美女でもあるクレオパトラが愛した花でもあるバラは、古くから美しさや若さの象徴として、様々な用途に使われてきました。バラの香りには女性ホルモンを整える作用があるとも言われており、女性の魅力を引き出すことのできるお花であると言えるでしょう。
そんなバラを使ったブーケは、華やかな美しさを演出したいときにおすすめ。正確な数は多すぎてわからないそうですが、生花でのバラの品種は2万~3万もあると言われており、毎年新品種も作られています。品種によって咲き方や色合いなども異なり、バラといっても様々な見た目のものがあります。
プリザーブドフラワーでは一般的なモダンローズが発売されており、色展開も豊富。生花にはない鮮やかな青や黒などの色があるのも特徴です。
バラをたっぷりと使ったブーケは、とにかく華やかで女性の美しさを引き出す魅力にあふれています。白だとウェディングにぴったりな清楚なイメージに、赤や濃い紫などはゴージャスなイメージ、ピンクは可愛らしく、青や水色は清楚で上品に、黄色やオレンジだと明るく元気なイメージにと、色展開も豊富なので色合いによっても様々なイメージを演出することが可能です。
他のお花との相性も抜群に良いですので、バラをベースに別のお花と組み合わせるのもデザインの幅が広がります。
一般的なモダンローズ以外に、プリザーブドフラワーではオールドローズを使ったブーケも人気です。
オールドローズは丸い形が愛らしいバラで、一般的なバラに比べて花びらの数が多いので、よりゴージャスなイメージになります。白だとクラシカルで上品なイメージにもなりますので、クラシックなチャペルでの挙式やトレーンの長い王道のウェディングドレスにもおすすめ。ピンク系だと愛らしく可愛らしい印象にすることができます。お花が丸いので、ラウンドブーケには特におすすめのお花です。
ガーベラを使ったブーケのイメージ
バラに次いで人気のあるのがガーベラを使ったブーケです。ガーベラはキク科のお花で、熱帯アジアやアフリカなど温暖な地域に分布します。生花では花の持ちがよいので、ギフトアレンジなどにも良く用いられるお花。2000品種以上もあると言われており、八重咲き、スパイダー咲きなどがあります。
ガーベラを使ったブーケは、ぱっと目を引く明るいイメージのブーケになります。色も赤やオレンジ、濃いめのピンクなどはっきりとした色が多いのが特徴です。平たいお花になりますので、キャスケードやティアドロップなどの場合は他のお花とミックスして立体感を出すのがおすすめ。
プリザーブドフラワーでもガーベラは発売されており、最近改良されより生花に近い見た目に生まれ変わりました。中心の花芯の部分がほんのり色付いたカラーになっています。一輪のお花の大きさも直径5~6センチと大き目なので、ブーケにもぴったり。ポイントに2~3輪入れるだけでも存在感のあるブーケになります。
星型の可愛らしいお花ジャスミンを使ったブーケのイメージ
星型の可愛らしい形のジャスミンの花言葉は、「優美」「愛らしさ」。こちらのお花もバラ同様、古くから女性の美しさや官能さなどを象徴するお花として知られ、その独特な芳香は香水の原料としても重宝されてきました。
そんなジャスミンを使ったブーケは、清楚で可愛らしい印象に。直径3~4センチ程と少し小ぶりなお花なので、メインのお花にプラスしてポイント使いにするのがおすすめです。
プリザーブドフラワーでは白、ブルー、ピンクなどの色が発売されています。サムシングブルーとして青色のジャスミンを入れたブーケも人気です♡中心に穴が開いているので、その部分にパールやスワロフスキークリスタルなどをあしらうのもおすすめです。
お花の王様!カサブランカ(百合)を使ったブーケのイメージ
キャスケードブーケというと、このカサブランカを使ったブーケをイメージされる花嫁さまも多いようです。カサブランカは百合の一種で、大輪のお花はブーケに入れると存在感抜群。生花だと百合の中でも大ぶりで、香りが強いのが特徴です。
そんなカサブランカを使ったブーケは、華やかで気品があり、凛とした美しさを感じさせるイメージに。花言葉は「高貴」「純潔」などで、花嫁をあらわすのにもぴったりなお花です。
プリザーブドフラワーでもカサブランカは発売されていますが、なんと一輪7,000~8,000円もする大変高価なお花!そのため、ご予算の都合でアーティフィシャルフラワー(造花)にされる花嫁さまもいらっしゃいます。造花といってもとても精巧な作りのものをご用意いたしますので、生花と遜色ない見た目です。
こちらはプリザーブドフラワーのカサブランカを使用したブーケです
カサブランカは大輪のお花になりますので、たっぷりとした生地でボリュームのあるエレガントなデザインのドレスにおすすめです。
かすみ草を使ったブーケのイメージ
近年人気急上昇中のかすみ草を使ったブーケ。かすみ草は英語で「baby’s breath」と言われ、ナデシコ科に属するお花です。小さな粒つぶの可愛らしいお花がたくさん集まっており、とってもキュート。花言葉には、「清らかな心」「幸福」などがあり、ウェディングシーンにもぴったりです。
プリザーブドフラワーでもかすみ草は発売されており、ブーケにも人気のお花。そんなかすみ草を使ったブーケは、可憐で可愛らしいイメージを与えることができます。かすみ草だけで柔らかでエアリーなイメージのブーケにしたり、他のお花と合わせて優しい雰囲気をプラスしたいときにおすすめです。
プリザーブドフラワーのかすみ草の種類については、こちらの記事もぜひ参考になさってみてください。
南国のお花プルメリアを使ったブーケのイメージは?
ハワイのレイなどにも使われるプルメリアのお花は、熱帯地方に広く分布するお花です。南国のイメージにぴったりなこのお花は、ハワイやグアム、沖縄などのリゾート挙式に人気。バリ島では「フランジパニ」とも呼ばれ、華やかな芳香が特徴です。
そんなプルメリアを使ったブーケは、まさに華やかな南国のイメージを演出したいときにおすすめ。色は白、黄色、ピンクなどがあります。
プリザーブドフラワーでもプルメリアは生産されていますが、かなり希少で時期よっては入手困難、さらに高価ということもあり、ブーケに使うならアーティフィシャルフラワー(造花)がおすすめです。プルメリアの造花は特に精巧にできており、プリザーブドフラワーのものと比較しても違いが全くわかりません。
こちらはプリザーブドフラワーのプルメリアです
華やかな見た目は、ビーチフォトにもぴったり!青い海に、濃い黄色やピンクが映えてとても素敵なお写真を残すことができます。プルメリアだけでシンプルにまとめても良いですし、バラなど他のお花とミックスするのもおすすめです。
大輪のお花芍薬を使ったブーケのイメージ
芍薬(シャクヤク)はボタン科のお花で、「立てば芍薬、座れば牡丹、歩く姿は百合の花」と言われるように、昔から女性の美しさを形容する言葉としても使われてきました。根の部分は漢方薬としても重宝されてきた歴史があります。生花では5~6月頃が開花のピークを迎え、その大輪のお花が開いた様はとても華やかでエレガントです。
そんな芍薬を使ったブーケは、女性らしい華やかさ、たおやかさをイメージさせます。色は白やピンクが人気です。
プリザーブドフラワーでは残念ながら生産されていませんので、ブーケに使うならアーティフィシャルフラワー(造花)がおすすめです。芍薬は一輪が直径10センチを超える大輪のお花になりますので、ブーケに数輪入れるだけでも圧倒的な存在感。幾重にも重なる花びらが豪華な印象で、つぼみの状態と開花した状態でイメージが変わるのも特徴です。
6月の花嫁にも人気♡アジサイを使ったブーケのイメージ
アジサイと言えば6月の梅雨の時期に咲くお花として広く知られています。アジサイは日本が原産のお花で、ヨーロッパで品種改良されたものはセイヨウアジサイと呼ばれ、日本原産のものと区別されています。アジサイといっても様々な品種のものがあり、花のつき方や咲き方が異なるのが特徴です。
そんなアジサイを使ったブーケは、ふんわりとした柔らかさを感じさせるイメージに。
プリザーブドフラワーのアジサイはとにかく色展開が豊富で、単色のものからグラデーションカラーのものまで様々なカラーのものが発売されています。品種もいくつかあり、ピラミッドアジサイやカシワバアジサイなど花の大きさやつき方が若干異なるものがありますが、生花のアジサイのイメージに比べると若干花びらが小ぶりなイメージです。プリザーブドフラワーは生花と比べると茎の部分をしっかりと隠す必要があるため、アジサイはお花とお花の隙間を埋める花材としても重宝されています。
バラなど他の花材と合わせると、ブーケに柔らかさや可愛らしさを加えることができます。オーガンジーのティアードドレスなど、軽やかさのある素材やひらひらとした装飾のあるドレスにぴったりなお花です。
小さな可愛らしいお花♡ブルースターやホワイトスターを使ったブーケのイメージ
ブルースターの花言葉は、「幸福な愛」「信じ合う心」でウェディングにはぴったりなお花。サムシングブルーとしてブーケに取り入れる花嫁も多いお花です。原産地はブラジルやウルグアイなどで、色は白、青、ピンクがありそれぞれ「ホワイトスター」、「ブルースター」、「ピンクスター」と呼ばれています。
そんなブルースターやホワイトスターを使ったブーケは、清楚で可憐なイメージに。大きさは直径2~3センチほどの小さなお花ですが、とても存在感があるのでバラなど他のお花と合わせてポイント使いするのがおすすめ。
プリザーブドフラワーでも白、ブルー、ピンクとそれぞれ発売されています。現在生産終了となりましたので、プリザーブドフラワーでは入手することができなくなりました
ここまで様々なお花を使ったブーケのイメージについて解説してきました。お花の種類によってもブーケのイメージはかなり左右されますので、花選びもブーケにはとても大切な要素です。一般的に、大き目のお花だと華やかな印象に、小ぶりなお花だと可憐なイメージになると言えます。なりたいイメージに合わせてお花の種類もセレクトすると、トータルでの花嫁姿がより美しくなるかと思います。
当店では、ドレスのデザインや花嫁さまの雰囲気などトータルでのバランスを考えながらウェディングブーケをお作りしています。ブーケに関するご相談・ご質問がありましたら、お気軽にご連絡ください♡